ドット絵でつくるAIニケちゃんRPG ― Godotで描く新たな冒険

2025年10月15日

そのドット絵を見て

ここ最近は「AIニケちゃんを生成して遊びましょう~」というグループに参加して、楽しい日々を送っていました。 ところが――。

他の方が生成した中世ファンタジー風のドット絵を見た瞬間、もうダメでした。 発作が止まらないんです。

「何の?」と思われるかもしれません。僕の――ゲームを作りたくなる発作です。


そんなわけで、気づけば手が動いていました。

今はここまで作っています。

いや、まだ『アザリスの迷宮』もあるし、2Dアクションも、Sora2のOP動画も……でもな!

そんなこと関係なく、高いテンションのままスタートしてしまいました。

我ながら愚か者です。

実際作れるの?

もちろん、目標は「みんなに遊んでもらえる完成形」まで持っていくこと。

できればプロジェクトを公開して、誰かがプラスアルファしてくれる――そんな循環を目指しています。

RPGを作り切るには戦略が必要です。

オクトパストラベラー風のアイデアを土台に、Godotエンジンで挑戦します。

技術的な挑戦でもあり、成長の機会でもある。

Godotはこれからもっと輝くと思っています。VFX、シェーダー、演出など、新しい技術も積極的に取り入れていくつもりです。

作業量を現実的にするために

今回は戦闘シーンだけに注力します。 街や会話シーンは、背景画像+会話ウィンドウ程度。これで作業量を大幅に削減できます。

パーティは三人。 本当は四人にしたいところですが、三人でもRPGらしさは出ますし、いったんここで抑えます。

アニメーションも、待機モーション以外は1枚絵でも十分と判断しました。 現実的な範囲で完成を目指します。

実績があるからこその自信

ChatGPTのGodot情報も今はとても充実しており、開発スピードが上がっています。調べる時間が減り、シェーダーの調整も最小限。

これまでの経験も活かせます。

学生時代にC+++DirectXで小規模RPGを制作。

Go言語で『アザリスの迷宮』を自作し、Steamにて公開。

去年は『HoloSona5』を無料RPGとして配布。

つまり、RPGの骨組み作りは得意中の得意なんです。

苦手な物語や演出、UIなどにも目を向けつつ、今回はより完成度を高めていきます。

素材づくりとAIの活用

今回の挑戦は、ドット絵RPG。絵素材は自分で描いています。

AIが力になってくれているのはBGMです。Suno5で戦闘曲を生成。これが意外と良い仕上がり。戦闘中心なら十分すぎるクオリティです。

効果音は自作予定。

DSP Action、Studio One、Bfxrを組み合わせて、Githubで公開予定です。

以前、音楽制作に挑戦した経験もここで活きてきました。

VFXへの挑戦

これまではおざなりだった攻撃エフェクトも、今回はしっかり作ります。 Godotのパーティクルとテクスチャを組み合わせて、攻撃インパクトのエフェクトが完成しました。

VFXができるようになると、世界が広がりますね。 使える技が増えると、もう楽しくてしょうがない。

参考にしたYoutube動画はこちら

キャラクター紹介

ドット絵キャラクターたち

AIニケちゃん(音属性・サポート)

ここで一番悩んだのが、武器です。

剣が似合わない!

でも衣装は変えたくない!

拳も槍も杖も似合わない!ひぇ!

なので、発想を転換。

「はいどーも!」とあいさつしたら通常攻撃、でいいじゃないですか。

スキル「配信」では、いいね・コメント・スパチャなどの結果で効果が変動。

「ギター演奏」は敵全体に音属性ダメージ。

必殺技「メガロバース」は、敵全体攻撃+味方全体回復(蘇生付き)という豪華仕様!

妄想が止まりません。

ぷにけ(ハンマー前衛)

ぷにけは前衛担当。ハンマーがよく似合います。

星のカービィやデデデ大王をイメージ。

攻撃の命中率はやや低めですが、花音の命中UPスキルと組み合わせると安定します。

可愛くて頼もしい、万能マスコット。

花音(かのん)・クレア・トンプソン(銃技術者)

ヘッドフォンにサングラス、帽子。

もう銃しかない!

スキル構成は、FFVIのエドガーのような装置使いタイプを想定。

クロノトリガーのルッカも少し参考に。

技術と個性が融合したキャラクターという構成で。

さいごに

こんな感じで、AIニケちゃんRPGの制作がスタートしました。

2Dアクションは頓挫しましたが、今回はRPG。戦闘特化で、着地まで見えてきています。

Godotでの新しい挑戦、そしてAIニケちゃんを中心とした創作の輪。そのどちらもが、僕を動かしています。

AIニケちゃんが、また新しい世界で輝きますように。

そして――このゲームをきっかけに、誰かが「作りたくなる発作」を起こしてくれたら、最高です。

次回予告

次回「行動順バー死す」